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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part153】

最終更新日2022/11/23
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 いつもプレステージのポルシェ大好きブログをご覧頂き

誠にありがとうございます。

11月も後半に入り、だいぶ寒さが増してきましたが

如何お過ごしでしょうか。

寒くなっても、空冷エンジンは走れば暖まります。

ポルシェの空冷エンジンには、写真の様な

クーリングファンが有ります。

素材は、マグネシウムで出来ており軽く精巧に

造られております。
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この写真のクーリングファンは、フィンの部分が

折れてしまっています。

エンジンを冷却する為、ファンベルトを介して回転している

物になるので、フィンの部分に折れてしまう様な負荷が

掛かる事はありません。

では、何故この様な事になってしまったのでしょうか。
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この写真は、フィンの先端部分になります。

良く見て頂きますと、横方向に擦れた跡が見えます。

ファンの回転方向と同じです。

クーリングファンは、エンジンルームにそのまま取り付けられて

いるのでは無く、シュラウドの中に納められ回転しております。

むき出しですと、安全面に問題が有るのと空気を効率よく

エンジンに送る為です。

クーリングファンとシュラウドのクリアランスは、

ほんの僅かでありファンが少しでも上下左右に動いてしまうと

フィンがシュラウドに当たり擦れてしまいます。
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フィンに更に負荷が掛かりますと最悪の場合、写真の様に

折れてしまいます。

フィンの折れた根元の写真を見てみますと、フィンにかなりの

負荷が掛かっていたことが分かります。

フィンがシュラウドに触れ始めますと、エンジンを掛けている時に

金属同士が擦れる様な、音が聞こえる事もありますので

何か異音を確認しましたら、直ぐに確認して頂ければと思います。
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こちらの写真は、折れたフィンの破片になります。

折れたフィンの数と、実際に見つかったフィンの破片の

数が合わないのは、走行中にフィンが折れた為

紛失してしまった物と思われます。

フィンの破片は、固く鋭利な物ですので走行中に折れると

他の補器類にダメージを与えてしまう場合もありますので

危険です。
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ファンの中心に取り付けられております、ベアリングにも

ダメージが見られました。

フィンが折れた時の衝撃の強さが分かります。

ベアリングのダメージ、ガタツキはファンを綺麗に回転

させる事が出来なくなってしまう為、あってはならない

事です。

定期的にクーリングファンの状態の確認もお勧め致します。

それでは、また。