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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
梅雨も続き、ハッキリしない天気が続いておりますが
如何お過ごしでしょうか。
そんな中、本日の写真はこちらになります。
911カレラのピストンになります。
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この黒く煤汚れたピストンは、エンジンを分解した時の
ままの状態になります。
長年、エンジンを掛け続けますと個体差はありますが、
この様に汚れてしまいます。
この状態が酷くなりますと、本来のエンジン性能を
発揮できなくなり走りも変わってきます。
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オイル漏れ等で、エンジンオーバーホールを行う時には
オイル漏れの部分だけ直すのではなく、このピストンの様に
汚れているものは清掃を行い異常が無いか確認します。
一つ一つのパーツが綺麗になっていくのは気持ちの良いものです。
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バルブの部分も分解したからには、汚れていれば掃除も行います。
バルブにスラッジが溜まってきますと、その汚れにより
バルブがしっかりと閉じなくなり、出力の低下を招き
走行に影響が出てしまいます。
エンジンパーツには、一つ一つに大切な役割が有り
どれが欠けても機能しなくなってしまいます。
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この写真は、クランクの部分になります。
ピストンの上下運動を、回転運動に変えてエンジンの
力を車の走りに変える重要な部分になり、
その分負担も大きくなり、歪みや消耗していないか
確認を行います。
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クランクケースの状態も確認します。
スタッドボルト、スルーボルト等オイル漏れの起こりやすい
部分は勿論、傷等が無いかも確認します。
この様にエンジンのオーバーホールを行うと
折角エンジンを開けたのだから、ここも交換した方がよい
ここも修正した方がよい等、色々出てくるものです。
エンジンオーバーホールのご相談も承ります。
それでは、また。
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