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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
これが春というものなのか、暑くなったり
寒くなったり、雨が降ったりと安定しない日々が
続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
今回は、空冷モデルではないポルシェが
工場に入ってまいりました。
久しぶりにドライブへ出かけようとしたところ、
エンジンが掛からないとの事。
早速、状態を調べてみますがセルモーターは回り
クランキングはします。
マフラーからガソリンの臭いもするので、
燃料も供給されている様。
今度は、点火系をとプラグを見てみますと
これは大分、くたびれた感じになっております。
他の3本のプラグも同じような状態でした。
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プラグは交換しなければならない事は、
分かりました。
ただ、原因がこれだけではない様な気がしますので
ディストリビューターの確認も行います。
キャップを外してみますと、やはりというか
こちらもプラグに負けない位にくたびれて
おりました。
この状態では、なかなか正常な電力供給は
行えないと思います。
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デスビローターは、イグニッションコイルより
電力の供給を受け、それをプラグで点火
させる為に、各気筒に電力を分配します。
しかし写真の物は、ローター部が白く
なっており、正常な電力分配が出来ているのか
分かりません。
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デスビキャップの方も見てみます。
やはりこちらも電極の部分がかなり
擦り減っており、交換が必要な状態でした。
キャップとローターの電極部分は、
直接接触しますので使用すればするほど、
摩耗し最後は接触しなくなります。
この状態になってしまいますと、
電力をプラグに送る事が出来なくなりますので
エンジンは掛かりません。
プラグと共に交換を行います。
ディストリビューターもプラグも、
消耗品になりますので、
こちらは定期的な交換をお勧め致します。
それでは、また。
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