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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
3月も後半ですが、東京でも雪が降り
寒暖差が激しく体調管理も大変
ですが
如何お過ごしでしょうか。
そんな中、1台の930ターボが工場へ
入ってまいりました。
何でも、久しぶりに車に乗ろうと思ったら
セルは回るがエンジンが掛からないとの事。
早速、何が原因なのか調べてみます。
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930ターボはKジェトロを採用しております。
吸気の力を利用して、燃料の噴出量を調整し
ターボの走りを支えます。
Kジェトロは機械式なのでDMEリレー等も
有りませんので、メカニカルな所を
調べていきます。
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Kジェトロ本体を取りはずしてみました。
本体の真ん中に、シャフトが通っており
このシャフトは、上下に動くことによって
燃料の供給量を調整します。
通常であればシャフトはスムーズに動き
エンジンの回転数に合わせて燃料の
供給を調整します。
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しかし、このシャフトはスムーズに動く所か
固着してしまい、動きません。
これでは、燃料の供給もおぼつかなくなり
最悪の場合、エンジンが掛からなくなってしまう
という事もあり得ます。
まずは、シャフトを抜いて状態を確認します。
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何とかシャフトを抜く事が出来ました。
幸いシャフトに大きな傷等は無く
これからスムーズにシャフトが動くよう
調整を行っていきます。
この様に、車が動かなくなると言っても
色々な原因がありますので、
何か気になる事がございましたら、
早めの点検をお勧め致します。
それでは、また。
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