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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
関東は、また雪模様で寒くなっておりますが
如何お過ごしでしょうか。
寒い中、1台の96して4ターボ2が入庫中です。
何でも冷間時には、エンジンは普通にアイドリング
するのですが、温まってきますとエンジンがストール
し、しばらくエンジンが掛からないという
現象が起きておりました。
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早速、原因を探るべく点火系統、
燃料系統と調べていきましたが、どれも
正常に動いております。
そして吸気系統を調べている時に、
インタークーラー周りのホース類を
見ていますと、何やらおかしい所が
見つかりました。
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鏡を使い、もっと見やすくしてみます。
このホースは、必要ないのか本来はカシメで
塞いであるのだと思います。
それが、ゴムの劣化なのでしょうか
千切れて無くなっており、蓋の役割を
果たしておりません。
これが、エンジンストールの原因なのか
まずはここの蓋を、造り調べてみます。
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エンジンの下の方に、ちぎれたゴムの蓋の
部分が落ちていました。
ゴムは固くなっており、これに大きな負荷が
かかれば、脆くなったゴムはちぎれて
しまうのだと思います。
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早速、蓋を造ります。
ゴムで造るとまた劣化しちぎれて
しまいそうなので、今度は金属で
作成します。
金属であれば、そう簡単に劣化もしない
でしょうし、負荷にも耐えられると
思います。
早速、蓋をしエンジンを掛け、暖気及び
走行テストを行いましたが、エンジンは
ストールしません。
同じテストを何度か繰り返しましたが、
やはりエンジンはストールしません。
エンジンストールの症状が出なくなり
ましたので、テストはこれくらいに
して後は様子を見て頂く事に
なりました。
この様に、小さな蓋がちぎれてだけでも
エンジンがストールしてしまう場合が
あります。
何か気になる所がありましたら
お気軽にお問い合わせください。
それでは、また。
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