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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
最近、また暑さが戻ってきて本格的な秋はいつ来るのか
と思ってしまいますが、如何お過ごしでしょうか。
そんな中、1台の車が工場に入庫いたしました。
走行中にビビリ音の様なものが聞こえるとの事。
早速、下回りを覗いて見ますとありました。
キャタライザーの遮熱カバーを止めているボルトが
外れて無くなっております。
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キャタライザーと遮熱カバーは、ボルトで
止まっており車が揺れても動かないように
なっておりますが、ボルトが外れてしまいますと
写真のように遮熱カバーが少し浮きます。
そこに車の揺れが伝わりますと、本来の接地面に
当たりビビリ音が出てしまいます。
写真の部分は分かりやすくなっておりましたが
他の止めているボルトもかなり錆が進んでおり
いつ折れてもおかしくないので、交換出来るものは
交換してしまいます。
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他のカバーや遮熱板を見てみます。
この写真のものは、ボルトの頭が折れていたり
外れて無くなっていたりと、もう殆ど
固定出来ておりません。
ボルトの頭が無くなってしまいますと、
抜き取るのも一苦労です。
錆による、経年劣化はボルトにダメージを与えます。
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外したボルトを見てみますと、
全体的に錆が進行しており脆くなっています。
このボルトも遅かれ早かれ折れてしまう
可能性がありますので、再利用は出来ません。
止めているボルトは、今回全て新品に
交換します。
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その他の部分も確認してみますと、
水のたまり易い場所は大分、錆が進行しております。
今回は、錆によって穴が開くと言う所までは
酷くなっておりませんので、錆を取り除き
塗装を行い再使用します。
錆は思いがけない所にも出来ますので
他の場所も確認します。
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ここも水がたまり易いのでしょうか。
プーリーの部分も錆が進行しておりました。
この状態のまま、ベルトを掛けて
エンジンを回し続けますとベルトに
負担が掛かりますし、最悪の場合
ベルトが傷つき切れてしまいます。
錆は車にとっていい結果を生みません。
錆の対策は、早め早めに行う事を
お勧め致します。
それでは、また。
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