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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part126】

最終更新日2021/10/10
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  いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

最近、また暑さが戻ってきて本格的な秋はいつ来るのか

と思ってしまいますが、如何お過ごしでしょうか。

そんな中、1台の車が工場に入庫いたしました。

走行中にビビリ音の様なものが聞こえるとの事。

早速、下回りを覗いて見ますとありました。

キャタライザーの遮熱カバーを止めているボルトが

外れて無くなっております。
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キャタライザーと遮熱カバーは、ボルトで

止まっており車が揺れても動かないように

なっておりますが、ボルトが外れてしまいますと

写真のように遮熱カバーが少し浮きます。

そこに車の揺れが伝わりますと、本来の接地面に

当たりビビリ音が出てしまいます。

写真の部分は分かりやすくなっておりましたが

他の止めているボルトもかなり錆が進んでおり

いつ折れてもおかしくないので、交換出来るものは

交換してしまいます。
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他のカバーや遮熱板を見てみます。

この写真のものは、ボルトの頭が折れていたり

外れて無くなっていたりと、もう殆ど

固定出来ておりません。

ボルトの頭が無くなってしまいますと、

抜き取るのも一苦労です。

錆による、経年劣化はボルトにダメージを与えます。
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外したボルトを見てみますと、

全体的に錆が進行しており脆くなっています。

このボルトも遅かれ早かれ折れてしまう

可能性がありますので、再利用は出来ません。

止めているボルトは、今回全て新品に

交換します。
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その他の部分も確認してみますと、

水のたまり易い場所は大分、錆が進行しております。

今回は、錆によって穴が開くと言う所までは

酷くなっておりませんので、錆を取り除き

塗装を行い再使用します。

錆は思いがけない所にも出来ますので

他の場所も確認します。
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ここも水がたまり易いのでしょうか。

プーリーの部分も錆が進行しておりました。

この状態のまま、ベルトを掛けて

エンジンを回し続けますとベルトに

負担が掛かりますし、最悪の場合

ベルトが傷つき切れてしまいます。

錆は車にとっていい結果を生みません。

錆の対策は、早め早めに行う事を

お勧め致します。

それでは、また。