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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part119】

最終更新日2021/01/28
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 いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

本日は、雪交じりの雨が降り非常に寒い日でしたが

如何お過ごしでしょうか。

寒かろうが暑かろうが、ガソリン車はエンジンを掛けなければ

走る事が出来ません。

今回の写真は、一番最初にエンジンを動かします

セルモーターになります。
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セルモーターの構成部品は、大きく分けて写真の

大きい方のモーターと、小さい方のマグネットスイッチ

からになります。

車のエンジンを掛ける大きな仕事をする物なのに

意外とシンプルです。
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マグネットスイッチ部の単体になります。

更にシンプルになっております。

写真では上部のレバーが引っ込んでおりますが、

本来は負荷が掛かっていない場合はレバーは

飛び出しております。
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セルモーター側のマグネットスイッチの

レバーを受ける側の写真になります。

筒の奥にシフトレバーが見えます。

これがマグネットスイッチのレバーが

飛び出たり引っ込んだりする事によって

同じように前後しテコの原理でピニオンを

スライドさせフライホイールに噛ませ

エンジンを回します。
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これは、セルモーターが止まっている状態になります。

マグネットスイッチのレバーが飛び出しており

シフトレバーが押されセルモーターのピニオンが

引っ込んでおります。

この状態では、ピニオンとフライホイールが

噛みあっておりませんので、たとえモーターが

回ったとしてもエンジンは掛かりません。
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今度の写真は、マグネットスイッチのレバーが

引っ込んでおりシフトレバーが引かれ

逆にピニオンは飛び出しております。

この状態ですと、ピニオンとフライホイールが

噛みあいセルモーターが回れば一緒に

フライホイール回り、エンジンが掛かります。

セルモーターは車を動かす最初のパーツかも

知れません。
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最後にピニオンの部分の写真になります。

こんな小さな部品でフライホイールを回し

エンジンを掛けるとは、なかなか大変な仕事だと

思います。

電力を使用致しますので、バッテリーの電圧が

低い時などエンジンを掛けますと、

セルモーターに負担がかかり、その寿命を

縮めてしまう事もありますので、

十分にご注意ください。

セルモーターが回らないと、エンジンが掛かりませんので

車を走らせる事が出来ません。

何か気になる事がございましたら、お気軽に

お問合せください。

それでは、また。