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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part117】

最終更新日2021/01/07
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

新年一回目のブログになります。

今年も宜しくお願い致します。

さて今回の写真は、エアコンコンプレッサーになります。

空冷モデルにおいては、エアコンののガス漏れは

付きものの話になりますが、

どの部分がダメになりやすいのでしょうか。
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早速、コンプレッサーを分解していきます。

まずは、クラッチの部分になります。

コンプレッサーは、エンジンの駆動の力を

使い回しますが、通常はベルトが回っていても

その力は伝わらずフリーになっております。
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例えば長期間使わずに置いておきますと

クラッチの部分が錆で固着してしまったり

クラッチが摩耗しすぎてしまったりすると

正常にコンプレッサーが動かなく

なってしまいます。

コンプレッサーが回り始めると

何かガラガラと音がする等は、

クラッチの寿命が近いかもしれません。
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クラッチを繋げる為には、

磁石の力を使います。

コイルの部分に電気を流すことによって

磁界が生まれ、クラッチ同士が

くっつきコンプレッサーを回します。
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コンプレッサーが駄目になるその他の

原因としては、各パーツを組み付けている

部分にはエアコンガスが漏れないように

シールリングが挟まっております。

こちらはゴムでできている為、

長い時間使用しておりますと、ゴムが

硬貨して縮まったり、最悪は切れてしまったりと

シールの役目を果たせなくなりガスが

漏れてしまいます。

これも原因の一つになります。
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また、コンプレッサーの中で

エアコンガスを圧縮する作業は、

写真のようなピストンが動き

エアコンガスに圧力を掛けていきます。

これも機械的な作動になりますので、

錆などが出来たりしてしまいますと

固着して動かなくなるという事も

あります。
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エアコンコンプレッサーは、分解

してみますと非常に面白い構造をしております。

しかも、機械的な部分が殆どですが

一つ一つの部分は重要です。

コンプレッサーが駄目になると言っても

どこが駄目になっているのかは、

一つ一つ違います。

気になる事がございましたら、

お気軽にお問い合わせください。

それでは、また。