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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
最近、春らしく暖かい日が続いておりましたのに
本日は、強い雨と冬に逆戻りかと思うこの寒さ。
体調管理も大変ですが如何お過ごしでしょうか。
そんな中、このエンジンは996ターボになります。
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この車が、工場に入庫した理由はエンジンの吹け上りが悪く
パワー感が無いとの事でした。
まずは、コンプレッションは正常かどうかを調べてみましたが
特に問題はなさそうです。
しかし、写真をよく見てみますとプラグが全て真っ黒です。
これは、嫌な予感がします。
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排気系も色々見てみます。
これは、触媒とマフラーになります。
996ターボは、ツインターボになりますので左右バンクに
タービンがついております。
そのすぐ後に、触媒がありマフラーへと
繋がっており、決して広くはない空間に上手く収めております。
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この写真は、触媒になります。
方バンクに一つ付いております。
外見は特に問題は無いようです。
チェックランプも点灯しておらず、センサーも見た目は
そんなに悪い状態ではありません。
只、物事は外見だけでは判断出来ません。
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では、触媒の中を覗いてみます。
予想していたよりも真っ黒になっております。
プラグも真っ黒、触媒も真っ黒これでは
正しいエンジンパワーは
発揮出来ないことでしょう。
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反対側の触媒も念の為、覗いてみますが
やはり同じように真っ黒でした。
この車両は、走行距離はそこまで多くは無いのですが
街乗りがメインとの事。
日本の道はストップ&ゴーを繰り返し、渋滞も多く
車にとっては非常に過酷な環境です。
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タービン側も覗いてみます。
案の定、真っ黒です。
排気ガスが通る部分になりますので、黒く汚れるのは当然だとは思います。
テスターに繋げて調べましても特にエラーは拾いませんでした。
しかし」、プラグは交換した記憶が無いとの事でしたので
こちらは交換しました。
プラグを交換したところ、吹け上りはよくなりましたので、今回はこれで様子を見ましょうとなりました。
後は、時間が有る時に適度にエンジンを回して頂ければと思います。
それでは、また。
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