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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
もうすぐ4月というのに、こちらは雪が降っており
寒い1日になっておりますが如何お過ごしでしょうか。
今回の写真は、年代の古い車の燃料ポンプになります。
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年代の古い車輌は、キャブレタータイプが多く
燃料を送る圧力もインジェクションタイプより
弱くなっております。
その為か、モーターも幾らか小さい様な気もします。
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現在の燃料ポンプと違い、比較的分解しやすく
なっております。
燃料ホース繋ぐ蓋の部分を外しますと、
燃料を送り出す肝の部分が見えます。
液体、気体関係なくモーターによって
送り出す構造はどれも同じような形を
しております。
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蓋の部分の画像になります。
燃料タンクより送られてくるホースの
繋ぎ口の他に、キャブレターへ燃料を送る
ホースの繋ぎ口、そしてキャブレターへの
供給量が高くなった時に、燃料タンクへ
ガソリンを戻す為のホースの繋ぎ口もあります。
この時代は、供給量や圧力が高くなった時に
自動的に燃料ポンプで調整する機能は
付いておりませんので、この様な形に
なっております。
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蓋の裏側は、ガソリンの吸う側と
吐き出す側の道が見えます。
ここの造りも、非常にシンプルに出来ており
またそこまで大量のガソリンを供給する必要が
無い事も分かります。
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燃料を送りますスクリューの部分を
囲っております板になります。
回転するスクリューが入る様、円形の穴が
開いております。
しかも良く見ますと、穴は真ん中よりズレて
開いております。
スクリューはモーターの中心軸から真っ直ぐ
出ておりますので、中心のスクリューと
中心よりズレた穴の囲いによって
ガソリンを送り出す仕組みになっております。
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スクリューの部分は、回転する事によって
5個のコロが遠心力によって外に出ようとし
囲いの中を沿って回ります。
それにより、中心のズレた囲いとの間に
隙間が出来る箇所があり、そこにガソリンを
通し送り出します。
構造はシンプルに出来ておりますが、
それが信頼性を高めるのに一役買っております。
それでも、調子を悪くし動かなくなって
しまう事もございますのでご注意を。
それでは、また。
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