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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
まだ、寒さが続いており暖かくなってもまだ安心出来ない
日が続いておりますが如何お過ごしでしょうか。
964・993モデルでエンジンを掛けようとしますと、
セルは回りますがエンジンは掛らない
マフラー出口からガソリンの臭いを感じない。
この様な場合、一番最初に疑うのはDMEリレーだと
思います。
しかし、DMEリレーを交換してもエンジンが掛からない
となりますと。
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DMEリレー交換でエンジンが掛からないとなりますと、
次に疑うのは燃料ポンプになります。
この部品は、燃料タンクの右側下部に有ります。
イグニッションキーをONにしますとモーターの作動音が
聞こえてくればポンプは作動しております。
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モーターの作動音が聞こえなければ、ポンプは
動いておりません。取り外して電源を直接繋いで
作動するかどうかを調べる事も可能ですが、
止まってしまうと言う事は、何らかの原因が有りますので
交換を前提にお考えいただければと思います。
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燃料ポンプを交換する際は、一緒に燃料フィルターも
交換する事をお勧めします。
交換の際には、中に残っておりますガソリンの状態が
どうなっているのかを確認する事も大事です。
もし錆の様な物が混ざっていたり、燃料が古く
変な臭いやガソリンがタール状になっていたりしますと
燃料ポンプを変えてもまた、ポンプが動かなくなってしまう
場合がありますので、注意が必要です。
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燃料に錆の様な物が混ざっていたり、古く変な臭いが
したりしましたら、燃料タンクの状態を確認します。
長期間乗らなかったり、常に燃料を少なめで
走らせたりしていますと、タンク内に水分が溜まり
それが錆を誘発します。
また長期間ガソリンを使用せずにおりますと、タンク内で
タール状のドロドロな物質に変化致します。
タンク内がこの様な状態で、燃料ポンプを交換しても
また壊してしまいます。
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また、燃料の残量を測るレベルゲージも
タンクの上部より引き抜く事が出来ますので、
そちらも確認して見るのも良いと思います。
写真のゲージは綺麗ですが、酷い物ですと下部の部分が
赤く錆びてしまっている物もございます。
その様な状態では、燃料タンク内にかなりの錆が沈殿
していると思いますので対処しなければなりません。
そして燃料タンク内には、燃料ポンプにガソリンを送る
ホースの前にフィルターが付いております。
これが経年劣化で破れてしまう事もあります。
そうしますと、錆などはフィルターで除去されず
そのまま燃料ポンプに行ってしまいますので、
ポンプは錆で詰まり直ぐ動かなくなりますので、
タンク内のフィルターの確認も重要になります。
長い年月を走ってきたお車は、突然エンジンが掛からなく
なると言う症状も出ないとは限りません。
その場合、順を追って原因を突き止めていくしかないと
思います。
それでは、また。
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