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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part88】

最終更新日2019/07/07
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

梅雨に入って暫く経ちますが、今日も雨が絶え間なく

降っておりますが如何お過ごしでしょうか。

そんな中、今回の写真はウィンカーレバーになります。

これは930用タイプになります。
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ウィンカーレバーも配線までも含めますと、

この様な感じになります。

ハンドルコラムカバーの中には、結構な量の配線が

隠されておりその配線一つ一つに意味があります。

左側にウィンカーレバー、右側にはワイパーレバーが有り

ワイパーレバーからも配線が伸びております。
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各配線はレバーの所で、この様に接続されております。

この配線一本一本にも、意味がありレバーを動かす事に

より電気信号が送られ、ウィンカーが点灯したり

パッシングを行ったりすることが出来ます。

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ウインカーレバーを上にした状態になります。

右折する時の状態です。

ウィンカーレバーはこの状態を維持出来るように

なっております。

実際には右折時に、ある程度ハンドルを切り

元に戻しますと、ウィンカーレバーも元に戻ります。

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右折や左折をする為に、ウィンカーレバーを上下に

固定させますと、レバーと反対側に白い樹脂製の突起物が

飛び出します。

ハンドル側にも突起物が付いており、ハンドルを回すと

当たる様になっております。

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ハンドルを回した後、戻すときにハンドルの突起物が

当たりますと、レバー側の突起物が引っ込み

レバーの固定がキャンセルされウィンカーが点灯しなく

なります。

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今回、このウィンカーレバーは何故交換されたかと

言いますと、夜に走行中ライトが勝手にハイビームに

変わってしまうと言う事でした。

写真は、レバーの内側を横から撮影しております。

ウィンカーレバーはフリーの状態になっております。

銅板が3枚重なっているのが見えますが、

3枚とも接触しているのが分かります。

一番上と真ん中の銅板が接触しますとハイビームに

なります。

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ウィンカーレバーを左折時用に、下して固定しました。

すると、一番上と真ん中の銅板が接触しなくなりました。

この状態ですとヘッドライトはロービームになります。

本来は、ウィンカーレバーがフリーの状態でも写真の様に

銅板は接触してはいけないのですが、フリーの状態が

一番長く使用される為、土台の樹脂の部分が摩耗してしまい

銅板が接触してしまうようです。
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写真はウィンカーレバーをハイビームにしたところに

なります。

上2枚の銅板はせりあがっております が、シッカリと接触

しております。

この状態ですと、何の問題も無くハイビームになります。

これが本来の状態になります。
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最後の写真は、パッシング時の動きになります。

パッシング時は、真ん中と下の銅板が接触して

ライトが点灯します。

ウィンカーレバーも、構造を考えますと消耗品になります。

ウィンカーレバーが戻らない、ハイビームに勝手に切替わる

等、症状は様々ですが、気になる事がございましたら

お気軽にお問い合わせください。

それでは、また。