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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
久々に雨の日が続いており、真冬に戻ったのかと言う様な
寒さになっておりますが、如何お過ごしでしょうか。
今日は寒い一日ですが、このパーツは熱いです。
スパークプラグになります。
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スパークプラグは、ガソリン自動車には非常に重要な物で
ガソリンをエンジン内で着火させる動力源になります。
写真の中心部、黒い鉛筆の芯の様な物が中心電極になります。
ここから高圧の電流を流し、ガソリンを着火させます。
写真の物は綺麗ですが、プラグ自体は消耗品なので
使い続けますと、中心電極の角が丸まってきたり
プラグの金属部分が焼けてきたりします。
定期的な点検が必要なパーツになります。
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こちらの写真のプラグは、中心電極の部分が
黒く煤けております。
長い期間使い続けた結果、煤けて劣化する場合もありますし
何らかの原因で、燃料の混合比が濃くなっている等で
不完全燃焼を起こし、スラッジが溜まってしまっている等
色々、黒く煤ける原因は考えられます。
しかしここまで煤けてしまいますと、プラグ本来の性能を
発揮する事が出来ず、またスラッジを増やしてしまう
原因にもなりますので、早急な対応が必要になります。
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また、電極周りが煤けてしまうのはエンジンに合った
熱価のプラグを使用していない場合にも起こります。
熱価が高いプラグの場合、熱が逃げやすい構造になっており
熱が逃げやすいと言う事は発火部が焼けにくくなり
プラグ温度が低くなりすぎて、不完全燃焼を引き起こし
スラッジを出してしますので、使われているプラグが
エンジンに合った熱価なのかを、確認する事も重要です。
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プラグの熱価が適正でも、バッテリーを上げない為などで
エンジンを定期的に掛けている場合、エンジンが暖まる前に
エンジンを切ってしまいますと、不完全燃焼を引き起こし
スラッジが溜まったり、かぶらせてしまったりします。
ではプラグの熱価が低ければ良いのか言いますと、
逆にプラグの温度が上がりすぎ、異常燃焼を誘発してしまい
最悪の場合、ピストンの焼付け等を招く原因になります。
まずはお乗りのお車の、適正な熱価を調べて頂きプラグを
選んでいただければと思います。
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プラグの状態を確認する為には、外して見なければ
なりません。
エンジンを正常に動かす為には、正しい点火が必要です。
964・993のNAモデルは、12本のプラグを使用します
ので更に重要です。
お車の点検時に、プラグの確認をする事をお勧め致します。
それでは、また。
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