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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
こちらは、久々のまとまった雨が降っておりますが
如何お過ごしでしょうか。
寒くなったり、暖かくなったり花粉は飛んだりと
体調管理には気を付けて頂ければと思います。
そんな中、1台の車が走らせていると前部より異音が
するとの事。
早速点検を行ってみます。
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点検を行って見ますと、どうやら異音の原因はフロントサス
にある様です。
サスペンションを一度、外し細部をチェックしていきます。
写真のパーツは、サスペンションのアッパーマウントに
なります。
良く見てみますと、何か異変に気が付きます。
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アッパーマウントは、ボディとサスをショックの上部で
固定させる非常に重要なパーツになります。
ボディ側は、回り3箇所で止めショック側は真ん中の
金属の部分1箇所で固定します。
真ん中の金属部分は、ゴムによって周りのボディ固定部と
くっついてなければなりません。
しかし、この写真は何か変です。
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写真でも分かりますよう、真ん中の金属部分が簡単に
取れてしまいました。
これでは、ボディとショックは正しく固定されておらず
ショックは走行中遊んでしまいます。
これが、異音の原因なのですがこれではサスペンションも
正しい働きが出来ず、非常に危険です。
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写真で見てみますと本来、金属を固定留めておかなければ
ならないゴムが経年劣化と摩耗により、千切れてしまい
固定する役割を果たさなくなってしまいます。
サスペンションは、車の走る曲がる止まるの性能を発揮する
重要な部分ですので、これは直ぐに対応しなければ
なりません。
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中心の金属部分も、綺麗に外れております。
本来はゴムで圧着されてなければなりませんが、
ゴムが劣化して千切れてしまいましたので
この様な、綺麗な状態になってしまいました。
これがこの様な状態で、写真が撮れるのは
本来有ってはならない事です。
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これは、フロント違いリアアッパーマウントになります。
真ん中の金属部分がゴムによって強固に固定されており、
この姿が本来のアッパーマウントになります。
サスペンションは、車の挙動を抑え最適な性能を発揮
しなければなりませんので、それを固定する
アッパーマウントも非常に重要な部分になります。
固定されておりませんので、走行中は常に異音が発生
します。
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また、アッパーマウントの金属部分が外れていた為
異音が発生しておりましたが、良く見てみますと
バンプラバーも砕けておりました。
バンプラバーもショックの突き上げを抑える為の部品に
なりますのでショックがヘタっている場合、バンプラバーが
無い状態ですと走行中にショックが路面の状態を抑えきれず
アッパーマウントを突き上げて、ダメージを与えてしまう
場合もございます。
異音に気が付きましたら、早めの対応をお勧め致します。
それでは、また。
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