|
|
いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
もうすぐ10月になりますが、台風が来たりと
良く分からない気候が続いておりますが
如何お過ごしでしょうか。
今回の写真は、オイルプレッシャースイッチになります。
|
|
|
|
|
スイッチの上部には、プラスとマイナスの電極が出ており
ここに配線を繋ぎます。
構造は非常にシンプルになります。
シンプルな構造は、信頼性にも繋がります。
|
|
|
|
|
反対側のスイッチ下部には、中心に物凄く小さな穴が
開いております。
この穴に、エンジンオイルを通し油圧を計ります。
非常に小さな穴の為、エンジンオイルに汚れ等がありますと
スグに詰まってしまい、正しく油圧を計れなく
なってしまいます。
ポルシェにとって、エンジンオイルの管理は重要な
項目になりますので、汚れなどには気を使って
頂きたいものです。
|
|
|
|
|
オイルプレッシャースイッチを分解して見ました。
中身も、そんなに複雑な構造はしておらずあくまで
シンプルに信頼性を高める構造になっております。
エンジンの熱等も伝わりますので耐久性も重要です。
勿論、振動にも強くなくてはなりません。
|
|
|
|
|
内部を大きく撮ってみました。
万年筆の先端部の様な針があります。
これはすぐ後ろのコイルに触れており電気を流します。
針が右側に振れている時は、油圧は掛っていない状態と
言う事になります。
針が左に振れるにつれて、油圧が掛かっている状態になり
メーターの油圧計もそれに反応して上がったり
下がったりします。
|
|
|
|
|
では、どうやって針を左右に振るのかと言いますと
写真の真ん中に針の土台より、ボールペンの芯の様な物が
出ていると思います。
これが触れている下部の円筒が、油圧を受ける事で持ち上がり
針を押し上げます。
針の土台は、左側に軸が付いておりますのでそこを基準に
持ち上がり、針は左側に振れる事になります。
|
|
|
|
|
写真は、針が左側に振れた状態になります。
本来ここまで振れる事は無いと思いますが、分かり易く
する為にこの状態にしております。
作動方法は、単純なのですが小さな穴の部分にオイルの
不純物が詰まったりしてしまいますと、油圧を計る事は
出来なくなってしまいます。
このオイルプレッシャースイッチは修理は出来ませんので
駄目になった場合は、交換となります。
ここに来ても、エンジンオイルの管理は非常に重要なものに
なります。
それでは、また。
|
|
|