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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part76】

最終更新日2018/09/30
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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

もうすぐ10月になりますが、台風が来たりと

良く分からない気候が続いておりますが

如何お過ごしでしょうか。

今回の写真は、オイルプレッシャースイッチになります。
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スイッチの上部には、プラスとマイナスの電極が出ており

ここに配線を繋ぎます。

構造は非常にシンプルになります。

シンプルな構造は、信頼性にも繋がります。
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反対側のスイッチ下部には、中心に物凄く小さな穴が

開いております。

この穴に、エンジンオイルを通し油圧を計ります。

非常に小さな穴の為、エンジンオイルに汚れ等がありますと

スグに詰まってしまい、正しく油圧を計れなく

なってしまいます。

ポルシェにとって、エンジンオイルの管理は重要な

項目になりますので、汚れなどには気を使って

頂きたいものです。
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オイルプレッシャースイッチを分解して見ました。

中身も、そんなに複雑な構造はしておらずあくまで

シンプルに信頼性を高める構造になっております。

エンジンの熱等も伝わりますので耐久性も重要です。

勿論、振動にも強くなくてはなりません。

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内部を大きく撮ってみました。

万年筆の先端部の様な針があります。

これはすぐ後ろのコイルに触れており電気を流します。

針が右側に振れている時は、油圧は掛っていない状態と

言う事になります。

針が左に振れるにつれて、油圧が掛かっている状態になり

メーターの油圧計もそれに反応して上がったり

下がったりします。
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では、どうやって針を左右に振るのかと言いますと

写真の真ん中に針の土台より、ボールペンの芯の様な物が

出ていると思います。

これが触れている下部の円筒が、油圧を受ける事で持ち上がり

針を押し上げます。

針の土台は、左側に軸が付いておりますのでそこを基準に

持ち上がり、針は左側に振れる事になります。
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写真は、針が左側に振れた状態になります。

本来ここまで振れる事は無いと思いますが、分かり易く

する為にこの状態にしております。

作動方法は、単純なのですが小さな穴の部分にオイルの

不純物が詰まったりしてしまいますと、油圧を計る事は

出来なくなってしまいます。

このオイルプレッシャースイッチは修理は出来ませんので

駄目になった場合は、交換となります。

ここに来ても、エンジンオイルの管理は非常に重要なものに

なります。

それでは、また。