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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
まだまだ残暑が厳しく、暑い日が続きますが如何
お過ごしでしょうか。
今年の夏は、とにかく暑いという感じです。
そんな中、やはり車にもこの暑さは少なからず影響が
有るものです。
今回の写真は、993用のタペットカバーになります。
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この写真は、タペットカバーの裏側になります。
縁に、ゴム製のガスケットを挟み込んで外にオイルが
漏れないようにしております。
タペットカバー自体は、樹脂製になります。
銀色の丸いものは、タペットカバーを固定する時に
ネジで止めますが、樹脂カバーにそのまま締めますと
負担が掛かるのでアルミ製のブッシュになります。
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タペットカバーよりガスケットを取り外してみました。
溝の形に整えられ、ブッシュの所も綺麗に囲みオイルの
漏れを防ぐ構造になっております。
キッチリと溝に入りますので、安心です。
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ガスケットの写真です。
意外と厚みが有り、シッカリとしており
ゴムも一枚物では無く、間に何かを噛ませて多層構造に
なっております。
メーカー側も、オイル漏れが起こらない様に対策を
施しております。
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ブッシュの部分の写真になります。
樹脂製のカバーにアルミ製のブッシュを打込んであります。
これは、あくまでタペットカバーをしっかりと固定する為の
補強材でこれでオイル漏れを防いでいる訳ではありません。
あくまで、オイル漏れを防ぐのはゴムガスケットになります。
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ブッシュを抜いて見ました。
ネジの締め付けに対応するための物なので、
タペットカバーとは特に、接着剤等で固定されている訳では
無いので、結構簡単に抜けます。
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抜いたブッシュの写真です。
特に複雑な形はしていないと思います。
この形では、オイル漏れをこのブッシュで防ぐことは
出来ないと思います。
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タペットカバー側のブッシュの差し込み口になります。
こちらも特に複雑な形はしておらず極めてシンプルです。
ブッシュはあくまで、タペットカバーをしかっり固定する
補強材の一つです。
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タペットカバーにブッシュをはめてみます。
抜くのも簡単なので、はめるのも簡単です。
993モデルから、タペットカバーが金属製から樹脂製に
変わりました。
軽量化という意味もあるでしょうし、993以前のモデルは
定期的にタペット調整が必要で、その度にタペットカバーを
外さななければいけません。
993から油圧タペット調整機能が付きましたので、
一応タペットカバーを外す必要は無いと判断したのでしょうか
樹脂でカバーを作っておりますが、やはりガスケットは
経年劣化しますし、カバーが樹脂製なので長時間マフラー等の
高温に晒されますと、歪んでしまう事もあります。
そうしますと、もうオイル漏れは止める事が出来ません。
交換するしかありません。
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最後の写真は、964モデルのタペットカバーです。
これは、マグネシウムで出来ております。
マグネシウムも軽量で良いのですが、時間が経つと
欠けたりする等、経年劣化が目立ってきてしまいますので
新しく964用のタペットカバーを頼みますと
アルミニウム製の物になっております。
それでは、また。
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