|
|
いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
最近、寒い日が続きまた雪が降るかもという
予報もありますが、如何お過ごしでしょうか。
この様な中でも、プレステージは営業しております。
話が変わりまして、空冷ポルシェの歴史は
ブレーキの進化の歴史と言っても良いかもしれません。
911モデルがデビューしてから、一貫してディスク
ブレーキを採用しております。
勿論年代によって強化はされて来ました。
|
|
|
|
|
そんな中、930ターボが登場しますと、
キャリパーはブレンボ製4ポッドキャリパーが装着されます。
以来、ポルシェとブレンボの長い付き合いが始まる訳ですが
これは当時ターボによってもたらされる、大パワーを
余裕を持って制御出来るように選ばれており、
摩擦による熱を効率よく逃がすために
ディスクローターは、穴が幾つも開いている
ドリルドタイプになっております。
|
|
|
|
|
そして、930から964にモデルチェンジを行う際、
NAモデルのカレラシリーズも
ブレンボ製4ポッドキャリパーが標準装備となりました。
車輛の性能が向上するにつれ、ブレーキの性能はそれ以上の
向上をポルシェは求めています。
930カレラから比べますと、964カレラの制動力は
格段に進歩します。
964モデルよりABSユニットも標準装備となります。
4ポッド化によって目標性能は確保出来たのか、
ローターは穴の無いタイプになっております。
|
|
|
|
|
これが同じ964モデルでもターボ2がデビューしますと、
ブレンボ4ポッドキャリパーはでも、キャリパーのサイズが
大きくなっております。
キャリパーが大きく、より摩擦力を生み出すように
なりましたので、ドリルドローターが復活しております。
911は、時代時代のモデルに於いて最高のブレーキ性能を
乗る人に提供する事に妥協はしません。
|
|
|
|
|
これが、空冷最後の993モデルになりますと。
964のブレーキと同じ、ブレンボ4ポッドキャリパー
ですが、サイズも大きくなりNAのカレラモデルから
ドリルドローターが標準になっております。
これが更に、993ターボとなりますと・・・・・・、
言わずもがなの事になります。
このブレーキの進化は水冷モデルになっても変わる事は
有りません。
キャリパーの6ポッド化やPCCB等、最終的にはどうなるのか
想像も出来ません。
しかしポルシェが、常に最高のブレーキを求め続けたからこそ
空冷が生産終了になって、約20年になりますがそれらの
モデルも現在の道路事情でも走り続けることが出来るのだと
思います。
皆様もお乗りのお車のブレーキを見て安全運転を忘れずに。
それでは、また。
|
|
|