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いつもプレステージのポルシェ大好きブログをご覧頂きまして
誠にありがとうございます。
最近急に涼しくなってまいりました。
皆様はどうお過ごしになられておりますでしょうか。
そんな涼しい中、エンジンの掛からない原因を探る作業は続いております。
今度はヘッドの部分を調べます・・・。
何やら液状の物を、並々と注いでおります。
これで、バルブからの漏れが無いかを調べます・・・。
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まずは、吸気側の漏れは無いかの確認を行います。
もし漏れていれば、バルブを通り液体がポート内に入ってきます。
吸気側は何処も浸みてくる気配は無く、心配はないようです。
このエンジンは4気筒車になりますので、他の3箇所も同様に調べます。
他の箇所も問題はありませんでした。
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吸気側に問題は無かったので・・・、今度は排気側を調べます。
ポート内部は、吸気側に比べスラッジや煤が付着しており汚れております。
ここまで分解したのならば、ここらの清掃も行いたいものですが、
まずは原因を解明する事が先決です・・・。
他の箇所も調べていきます・・・。
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そして次々と調べていきますと1箇所、液体が漏れてきているのが
発見されました。
バルブは閉じております。
ただ注いだ液体がここまで浸みてきますと、エンジンを掛け
圧力が掛かった時の漏れは容易に想像出来ます・・・・。
念の為コンプレッションも掛けてみます・・・・。
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ポート内に液体の漏れが確認出来なかった箇所は、
コンプレッションをかければ、その分抜けることなく数値をキープしております。
これが正常です・・・・。
この状態を保てなければ、エンジンは正常に動きませんし
パワーも発揮されません。
問題の無かった他の2箇所も調べましたが問題はありませんでした。
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最後に液体の漏れが確認された箇所を調べます・・・。
コンプレッションをどんどん上げていきますが、
残念ながらその圧をキープする事は出来ず・・・、
どんどん抜けて行ってしまいます・・・・。
これではエンジンが正しく動く事はありません。
早速修理を行います・・・。
今回は排気側のバルブにスラッジが付着してしまい、
バルブが綺麗に閉じず圧縮漏れが起きてしまいました。
たった1箇所の不備でエンジンが掛からなくなってしまう事もある。
もう20年以上経ったお車です。
点検と言うのは非常に重要な作業になります・・・。
皆様も自分の愛車の点検を忘れずに・・・。
それでは・・・、また・・・・。
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