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こちら 空冷エンジン 整備工場 番外編

最終更新日2013/09/15
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 いつもプレステージのポルシェ大好きブログを

ご覧頂きまして誠にありがとうございます。

チョットは暑さがマシになって来たと思ったら・・・・・・、

今度は台風がやってきて・・・・・・、

大雨に注意との事・・・・・・・・・。

最近の気候は良く分かりません・・・・・。

今回は整備工場、番外編の続きになります・・・・・。

前回、トゥデイのミッションをオーバーホールしている事は

お伝えいたしましたが、写真の様にトゥデイはFF車の為・・・・・、

エンジンとミッションが隣り合わせでくっついております。

ミッションを降ろすと・・・・・・、エンジンも降りる・・・・・・。

そこで・・・、エンジンのガスケットやメタルの状態も

確認してしまおうという事で・・・・・、

エンジンもオーバーホールを行います・・・・・・・・。

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まずは・・・・・、ヘッドカバーを取り外します・・・・・・・。

早速エンジンの中身が見えてきました・・・・・・・。

機能的です・・・・・・・・。

エンジンの分解を進めつつ・・・・・・、

何かおかしなところは無いか合わせて確認します・・・・・・・。

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ロッカーアームを取り外しました・・・・・・・。

バルブとカムシャフトが見えます・・・・・・・。

カムシャフトは・・・・・、1本です・・・・・・・。

OHCです・・・・、空冷ポルシェと一緒です・・・・・。

ここでも各パーツの入念なチェックを行います・・・・・・。

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バルブヘッドを取り外しますと・・・・・・・。

シリンダーブロックが出てまいります・・・・・・。

中にはピストンが見えます・・・・・・・。

3個なので3気筒です・・・・・・。

ピストンの頂上は、スラッジで汚れております・・・・・・。

これらも洗浄作業を行い・・・・・・、状態の確認を行います。
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シリンダーブロックの裏側の写真になります・・・・・・。

全体的に黒いのは・・・・、ヘッドガスケットが付いているからです・・・・。

このヘッドガスケットの役割は非常に重要で・・・・・・、

エンジンを動かす為の爆発・燃焼のエネルギーを

外部に漏らさない為の

シーリングの働きをします・・・・・・・・。

このガスケットが破損してしまうと・・・・・・・・、

巷で良く言う・・・・・・、

【吹き抜け】という恐ろしい現象が起きます。

これを放置してしまいますと・・・・・・・、

エンジンブロー等の深刻なトラブルを招いてしまいます・・・・・。

エンジンを開けたからには、ヘッドガスケットは交換します・・・・・・。

これはどの車でも同じです・・・・・・・。
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ヘッドガスケットを取り外した状態になります・・・・・・・。

バルブ周りは丸くスラッジによって汚れております・・・・・・・。

これらも清掃を行い、歪みや傷等が無いか入念にチェックします・・・・・。

今回は、特にエンジンに不具合が

出たというわけではありませんが・・・・、

ガスケット・メタルの状態を確認する為に、エンジンを開けております。

何か悪い事が起きる前に・・・・・・・、

事前に調べる事は重要です・・・・・・・。
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この写真は・・・・・・、オイルパンです・・・・・・・・。

エンジンの一番下になります・・・・・・。

オイルを貯めるところです・・・・・・。

空冷ポルシェには無いものです・・・・・・・・。

エンジンの一番下にあるので、車高の低い車などは打ちつけて

凹ませてしまったりヒビが入ったり割れたりしている物もございます。

エンジンオイルを綺麗に取り・・・、内部からもヒビ等が無いか

確認します・・・・・。

以上、今回はエンジンを上から下まで分解しました・・・・・・。

これから各部パーツの点検・交換を行う作業が始まります・・・・・・。

まだまだ先は長いです・・・・・・・。

この続きは次回また・・・・・・・・・。

それでは・・・・・・・・。