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いつもポルシェ大好きブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。
10月も下旬に差し掛かったのですが、まだ暑い日になったり
寒くなったりと良くわからない日が続いております。
人間も車も体調管理に気をつけて頂ければと思います。
本来ならば、食欲の秋、読書の秋など
過ごしやすい季節のはずなのですが・・・・・・・・。
最近は良くわかりません。
しかし、全体的に涼しくなっているのは事実なので、
ドライブ・行楽に出かけるのには最適です。
そんな涼しくなった中でも、車の中で特に暑い部分の一つを・・・・・・。
スパークプラグです・・・・・・。
これは文字通りガソリンを点火させるエンジンには
最重要なパーツの一つになります・・・・・・・。
何千回、何万回と点火します・・・・・・・。
働き者です・・・・・・・・。
しかし写真をご覧ください・・・・・・・。
ねじ周りが、赤く錆が付いております・・・・・。
点火させる電極もすり減って丸くなっております・・・・・・。
これでは既定の点火を行う事が出来ず・・・・・・・、
失火の原因になってしまいます。
失火すればガソリンを燃やすことが出来ませんので・・・・・・、
エンジンが動きません・・・・・・・。
極めて重要なパーツなのです。
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上の写真とは違いこちらの写真はスパークプラグの新品になります。
色が違います・・・・・・・・。
輝いております・・・・・・・。
電極も尖っております・・・・・・。
鋭い火花を散らしてくれそうです・・・・・・。
プラグは本当に偉い存在なのです・・・・・・。
ガソリンエンジンである以上、
一般車からトラックからレーシングカーまで
プラグは必要です・・・・・・・・・。
黙々と仕事をこなしている分、徐々に劣化していくのは
なかなか気付かないものです・・・・・・。
しかし劣化をすれば、点火の力も減り、熱効率も低下してしまいます。
エンジン本来の力を発揮するためにも、
プラグには気を使いたいものです。
しかも空冷ポルシェの特に964・993カレラのNAエンジンは
一気筒あたりに2本のプラグを使用するツインプラグになります・・・・・。
より完全燃焼を促すための設定になります・・・・・。
やはりスパークプラグは重要です・・・・・・・。
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スパークプラグを変えたなら・・・・・・・・・、
ここも是非点検しておきたいところになります・・・・・・・。
ディストリュビューターになります・・・・・・・・。
ディストリュビューターはイグニッションコイルで発生させた
高電圧を各気筒のプラグに振り分ける装置の事です・・・・・・・。
理想は、コイルで発生した電圧をそのまま100%
プラグに伝えることですが、
実際には抵抗があるので100%は無理です。
しかし、出来る限り高い率で伝えたいものです・・・・・・。
ここも常に接触を繰り返すところになりますので、摩耗します・・・・。
そして最後は、正しく電気を送れなくなります・・・・・・・。
写真のように開けてみると・・・・・・・、
中が・・・・・・・、すり減り焦げているなんて事も・・・・・・・・・。
これは外側から見るだけでは分かりません・・・・。
折角プラグが新品でも、正しく電気が来なければ・・・・・・。
意味がありません・・・・・・。
こちらも消耗品です・・・・・・・。
定期的な点検をお勧め致します・・・・・・・。
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デスビの中を覗いてみます・・・・・・・・。
中には、電気を振り分けるためローターが付いており
それがグルグル回って各プラグへ電気を送ります・・・・・・・・。
写真のローターはかなり使用感のあるヤレ方をしております・・・・。
中心の部分は白くなっております・・・・・・。
長年頑張って働いてきた証拠です・・・・・・・・。
名残惜しいかもしれませんが、もう交換の時期になります・・・・・。
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そして、こちらの写真はデスビキャップの裏側になります。
こちらも使用感たっぷりです・・・・・・・・。
電極のところは常に高電圧に晒されるので、
擦り減り焦げてしまっております。
この状態では、正しく電気を伝達できません・・・・・・。
消耗品と割り切って交換しましょう・・・・・・・・。
今回はスパークプラグの事をお伝えしようと思ったのですが、
スパークプラグだけでは、点火することは出来ません・・・・・。
プラグに電気を伝えるその他のパーツも重要なのです・・・・・・・。
エンジンは精密に出来ております・・・・・・。
個々のパーツにも役割はございます・・・・・。
一つも必要の無いパーツはございません・・・・・・・。
気持ちよくドライブするためにも・・・・・・・・・、
定期的な点検をお勧め致します・・・・・・。
それでは・・・・・、また・・・・・・・。
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