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いつもプレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
梅雨の時期に入り、最近雨も降ったり止んだりと
はっきりしない天気が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。
湿気も多いこの時期です。
なかなか外へドライブに出かける気分にはならないかもしれませんが、
車を走らせないとご機嫌斜めになってしまう場合もございますので、
ここは是非お出かけになる事をお勧め致します。
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そして、今回のお題は空冷エンジンの事なのですが、
空冷と名がつくので
エンジンを空気で冷やす事は、お判り頂けると思います。
そして、エンジンの上部にクーリングファンが取付けられており
そのクーリングファンを回転させエンジンに空気を送り冷却しております。
このクーリングファン、
色々な世代の空冷ポルシェを一見すると同じに見えますが、
実は時代時代によって形状が異なるのです。
排気量もパワーも違うので、
形状が違うのは当たり前と言えば当たり前なのですが、
いつの時代も常に最良の結果を求めるポルシェらしい
こだわりなのかも知れません。
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ナローポルシェ時代のクーリングファンは、
フィンの部分が直線的です。
生産工程でこうなったのか、964・993とはフィンの形が違います。
しかし、クーリングファンの取り付けられている場所は
最初から最後まで変わりません。
ココがスペース的にも効率的にも最良だったのでしょう。
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そして、フィンの数が極端に少なくなり5枚になった事もありました。
何故、少なくなったのかは分かりませんがこの頃は涼しかったのでしょうか。
フィンが少ないと絶対的に送る風量が減ってしまうような気がします。
実際、5枚羽のクーリングファンの時代は長くは続かずまた元通りになります。
やはり・・・・、送風量が足り無かったのでしょうか・・・・・。
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そして、964・993のクーリングファンは見慣れた形に落ち着きます。
ナロー時代とは違い、フィンの部分が少し曲線を描いております。
より生産コストが掛かりそうですが、効率を考えた結果なのでしょう。
コストよりも機能を重視しており、ドイツの職人気質を感じさせます。
クーリングファンの造りはとても重厚で耐久性の塊みたいです・・・・・。
クーリングファンは空冷エンジンの肝になります・・・・・。
しかもクーリングファンの中心部にはオルタネーターをはめ込み、
機能性と効率を更に高めております。
空冷エンジンには、このクーリングファンが付きものです。
エンジンを掛けると、結構な勢いで空気を吸っています・・・・。
良い仕事をするには、良い部品から・・・・。
走る事に関して・・・・、絶対に手を抜かないポルシェの
哲学が感じられる素晴らしきクーリングファンです・・・。
それでは・・・・・、また・・・。
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