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【今だから空冷エンジンでしょう!!!!!!Part24】

最終更新日2012/04/22
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 いつも、ポルシェ大好きブログをご覧いただきまして

誠にありがとうございます。

4月も中頃を過ぎ、桜も咲き終わったら今度は雨の日が

多くなってきている今日この頃ですが如何お過ごしでしょうか。

雨が降ると、まだ肌寒くなりますがこの寒さもあと少しの辛抱と

我慢して最高のドライブ日和が来るまで空冷ポルシェの手入れを

怠らず準備をして頂ければと思います・・・・・。

さて、空冷ポルシェは良く錆に強いと言われる事があります・・・・。

実際に空冷ポルシェを見てみても、明らかに錆びている個体は

殆ど無く、仮に錆びている場合そこに傷等なにか錆びる原因があるものです。

これはポルシェが、どのメーカーよりもいち早くボディの腐食に対する

対策をとってきたからに他ならないのです・・・・・・・。

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1976年からポルシェは亜鉛鋼板をボディに採用しております。

今となっては、自動車の常識ですが

当時いち早くこの亜鉛鋼板を採用したのはポルシェなのです。

実はこの亜鉛鋼板、身近な物にも使われております。

一番最初の写真なのですが、これが何かお解りになるでしょうか。

チョット錆びてはおりますが、トタンです・・・・・。

トタン板です・・・・・・・。

実はこのトタン板・・・・、これも亜鉛鋼板なのです・・・・・。

よく倉庫や屋根や雨どいに使われているこんな身近な物が・・・・、

ポルシェのボディを構成している鋼材と一緒なのです。

勿論、鋼板にも種類がありますので材質や強度等は

全く違います・・・・・・・。

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ポルシェは亜鉛鋼板を採用し、下地処理、

アンダーコート、ボディ塗装、とキメ細かな過程を経て

車が完成するのです・・・・・・。

空冷ポルシェのボディを見てみますと、

どこのどのパーツを外してみても綺麗な物です・・・・・・・。

どんなにボディ剛性が良くても、シャーシが錆、穴が開いてしまったら

その剛性・強度を維持する事は出来ません・・・・・・。

その車のポテンシャル・パフォーマンスは

絶対的なエンジンパワーや最高速だけではなく

耐久性も含まれるべきと思います・・・・・・・・。



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この様に、空冷ポルシェは普段、普通に走るだけでなく

高速走行・ワインディング・サーキットとありとあらゆる所で

活躍しております・・・・・・・。



空冷ポルシェが製造されてから、20年30年と経っておりますが、

最新の車と対等に勝負できる車は、空冷ポルシェ以外ないと思います。

国産車やポルシェ以外の車で20年30年前の車となりますと・・・・、

まともに走るのも大変かもしれません・・・・・・。

昔、某メーカーの車のCMで「ボディは力だ!!!」という

キャッチフレーズがありましたが、正しくその通りだと思います。

圧倒的なパワーもボディが腐ってしまっては、意味をなしません・・・・・。

錆びないボディの空冷ポルシェ・・・・・・・、

生き残る車には、訳がございます・・・・・・・。

それでは・・・・、また・・・・・・。