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いつも、プレステージのポルシェ大好きブログを
ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
関東地方も梅雨明けをしたらしく・・・・・・・、
本日も滅法暑い1日にでございます。
まだ7月も上旬だと言うのに・・・・・・・、
梅雨も明けたばかりだと言うのに・・・・・・・、
今年の夏は心配です・・・・・・・。
暑いなーと思いつつ、ボーッと見上げてみますと、
遠くの空では、大きな入道雲が出てきております。
きっとあの下は、にわか雨ではないんだろうなと思い、
空を見上げるのをやめますと、
遠くの方からポルシェ993がこちらに向かってきます。
初めは気付かなかったのですが、
近づくにつれて何か違和感を覚えました。
何か車の周りに入道雲では無い、
雲のような物を纏っているような・・・・・。
否、違います。白煙が出ているのです。
しかもリアフェンダーとリアタイヤの間から・・・・・・・。
お客様は気付いていらっしゃらなかったのですが、
とりあえずお車をお預かりして下を覗いてみる事にしました。
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下を覗いてみますと・・・・・・・。
見つけました・・・・・・。
タペットカバー下からのオイルの滴を・・・・・・。
そして、
そのオイルが垂れヒートエクスチェンジャーに掛かっているのを。
これでは、ヒートエクスチェンジャーに掛かったオイルが熱を持ち
白煙が出てしまう訳です。
993は、964までのモデルとは違い
定期的なタペット調整が必要ありません。
そうしますと、定期的に下回りを見る機会も減ってしまい
このようなケースになっている場合も見受けられます。
パッキン類は熱や年数によって劣化をしてしまいます。
何かの点検の際には、下回りの状態の確認をお勧め致します。
この際ですので、下回りを一通り見てみましょう。
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早速見回してみますと、見つけました・・・・・・・。
この部分もチェーンカバー部分も、比較的オイルの滲み等が
起こりやすい場所になります。
空冷ポルシェは全てのエンジンオイルの量は約12リットルになります。
それが多少の滲みや漏れで無くなると言う事はありません。
しかしそれが原因で白煙が出てしまいますと、
走行中の視界不良や臭いなどで厄介です。
今回はこれらのパッキン類は交換してしまいましょう。
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一通り見終わって、何気なく立ち上がろうとした時、
何かを見つけてしまいました・・・・・・・・。
ヒートエクスチェンジャーに溜まった何かを・・・・・・・・。
エンジンオイルですね・・・・・・・。
結構溜まってます。まるで池か何かの様に・・・・・・・。
さすがにこれは、溜まりすぎです。
これは綺麗にしておかなければなりません・・・・・・・。
溜まりすぎると、溢れて地面にこぼれてしまいます。
今回は、溢れ出るまでは行かなかったようです・・・・・・。
しかし、待てよ・・・・・、
993ってアンダーカバーが装備されているよな・・・・・・。
もしかしたら・・・・・、と思いアンダーカバーを取り外す事にしました。
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恐る恐る、アンダーカバーを外してみました・・・・・・。
覗いてみると、あ〜ぁ溜まってる・・・・・・・。
それも結構な量が・・・・・・・。
アンダーカバーが付いていると、オイルが滲んだり漏れたりしても
直に地面に落ちたりすることがありません。
ある程度溜まると、溢れてこぼれる仕組みになっております。
パッと見は分からない部分です。
こちらも、何かの整備の際には状態を確認することをお勧めします。
やはり、空冷ポルシェを楽しく長く乗って頂くには定期的な点検が
必要と思います。
点検のご相談も承ります。
お気軽にお問い合わせください。
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