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いつも、プレステージ・ポルシェ大好きブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございます。
最近段々、日が長くなってまいりました。
そして、徐々に暖かくなっているようないないような・・・・・。
やはり、天気がいい日は気持ちがいいものです。
車を走らせるには、最高のコンディションです。
でも、車を気持ちよく走らせるには点検整備が重要です。
そんなこんなで、また整備工場のご案内です。
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今日も1台、空冷ポルシェが整備に入っております。
いつもの光景です。
やはりリアバンパーが外されております。
相変わらず空冷ポルシェの整備はなんか大がかりの様に見えます。
このお車の、作業内容はチェーンカバーからオイルの漏れが
少しひどくなってきましたので
チェーンカバーパッキンの交換を行っております。
パッキン類は消耗品ですので、オイル漏れが酷くなれば交換する・・・・
と言う定番の作業です。
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これが、チェーンカバーを外したところです。
機能的で美しい光景です。
これから、新しいパッキンを付け直しグロメットも新しい物に替えます。
ここまでは、何の心配もいらない普通の作業です。
一度交換すれば、また気持ちよく走る事が出来ます。
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しかし、この車両は大丈夫ですが、たまにクランクプーリーの奥から
オイルが滲んでいたり、
垂れていたりする車両を見かける事がございます。
真ん中の部分なので、ドキッ!!っとしてしまいます。
今回はこのプーリーの部分を取り外してみましょう。
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クランクプーリーを取り外しますと、また何かが出てきました。
ベアリングです・・・・・・。
この車両は綺麗なもので、何の問題もなくホッとする瞬間です。
この奥はもう、クランクそのものです。エンジン内部です。
ここから、オイルの滲みや漏れがはじまると外に伝わっていくのです。
ただ、ここの滲みや漏れは2種類ごいざいます。
そんなに心配しなくても良いのと、大変な作業のどっちかです。
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まずは、そんなに心配しなくても良い方から・・・・・・。
この丸い部分の外側から、滲んでいたり垂れているのは
クランクオイルシールの交換で対応出来ます。
その交換はこの状態、
すなわちエンジンを降ろしたりする必要がないので
チェーンカバーパッキンの交換と同じ感覚でいけます。
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次は大変な作業です・・・・・・・。
先程と違い丸い部分の内側から、滲んだり垂れたりしている場合、
これは、厄介です。
ベアリングスリーブのOリングから滲んだり垂れたりしております。
この状態では、Oリングの交換は出来ないのです・・・・・・・・・・。
そう、エンジンを降ろしそして・・・・・・・、
エンジンを開けなければ出来ないのです。
ようは、エンジンオーバーホールになると言う事です。
ここから漏れている車両は滅多に見かけませんので、
まぁ大丈夫でしょう。
クランクのオイル漏れは、プーリーを外してみないと解らない
チョット怖い部分でもあります。
しかし、これを避けてとおるわけにはいきません!!!
皆様も、定期点検・整備をお忘れなく。
気になる事や、気がついた事がございましたら
お気軽にお問い合わせください。
それでは・・・・・・。
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