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いつも、プレステージ大好きブログを
ご覧いただきまして誠に有難うございます。
今回は、お客様の993にプレステージオリジナルサスペンションを
装着している所をご案内させて頂きます。
まず、こちらの画像にございますのが、
今回取り付けたオリジナル・サスペンションになります。
前と後ろ、1本づつ写しております。
金属の鈍い輝きと鮮やかなブルー・・・・、機能美を感じます。
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アッパーマウントはピロボールになっております。
勿論、キャンバー角は微調整可能です。
ノーマルはゴムブッシュですが、そのブッシュを金属のものに
変更することによって負荷によるコンプライアンスを排除し、
不必要なアライメント変化を抑え、タイヤの接地性を向上させます。
さらに、シャープなステアリングレスポンスも実現出来るのです。
ピロボール・・・・・、侮りがたしです。
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プレステージオリジナルサスペンションと
ノーマルサスペンションを比較してみましょう。
画像はフロントの物になります。このオリジナルサスペンション、
車高調整式なのですが、『全長調整式ショック』を採用しております。
通常の車高調整式は、
スプリング部を縮めることにより車高下げたりしますが、
そうしますとスプリングが常に縮んだままになる事になりまして、
本来のストロークを確保出来ない事になります。
これは、サスペンション本来の性能の発揮できていない事に他なりません。
そこでオリジナルサスペンションの出番です。
この全長調整式ショックというのは、バネを縮めて車高を変えるのではなく、
ショックの筒自体が回転して縮まり車高が変わると言う凝った構造です。
それによって、車高を上げ下げしてもバネに何の影響もなく、
サス本来の性能を遺憾なく発揮します。
せっかくでしたら、サス本来の性能を楽しみたいですよね・・・・・。
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ちなみにこの画像は、取り外したノーマルサスです・・・・・・。
ラバーの部分が朽ち果てておりました・・・・・。
長年乗り続けていると、
気付かないでここまで来てしまう場合が多いものです。
今お乗りのポルシェ、ショックなんか見たこと無いなぁという方・・・・、
一度ご確認することをお勧めいたします。
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そして、遂にオリジナルサスペンションが装着されました。
この只ならぬ存在感・・・・・、自信に満ち溢れております。
これを見ているだけで、ゴハン3杯イケそうです!!!!
勿論、取付けてハイ終わりではございません。
これから、実際に走らせて細かいところを煮詰めていきます。
走らせて・馴染ませて・調整して・煮詰めて・・・・・・、
これが重要なのです!!!!!
結構時間がかかります!!!!
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これは、オリジナルサスペンションのフロントアッパーマウント部です。
画像は取り付けたばかりの時の物です。
実際には、お客様がワインディングロードを走るのが好きと言うこと、
ノーマルサスの時、タイヤの外側が減っておりましたので、
かなり攻めているんですね!!!と言うことを考慮いたしまして、
煮詰めた結果、2度半キャンバー角を寝かせております。
これによって、コーナリング時にタイヤのグリップを最大限発揮出来ますし
思い通りに切り込んでいけます!!!!!!
このようにプレステージオリジナルサスペンションは、
車高も乗り味も、
サスペンション本来の性能を損なわず自在にセッティング出来ます。
皆様も、今お乗りのポルシェにこのオリジナルサスペンション組合せ、
自分の求める理想の走りを目指してみませんか?
きっと新たな発見がありますよ!!!
それでは・・・・・・・・・。
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