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いつもプレステージ、
ポルシェ大好きブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
お陰様で「今だから空冷エンジンでしょう！！！」もPART１１を
迎えることになりました。
これも皆様のご指導、ご鞭撻のおかげと感謝いたしております。
また、前回のPART10ではネタに詰まり
他の空冷車種に行ってしまった事を、
深くお詫びいたします。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
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さて、今回の内容はと申しますと・・・・・・
空冷ポルシェは空冷ポルシェなのですが、一風変わったのを・・・・・
９１２と言う車種をご存じでしょうか？
名前から想像しますに９１１の次の番号なので繋がりがあるなと
お気づきだとは思います。見た目も殆ど９１１と変わりません。
では何が違うのかと言いますと・・・・・・・。
エンジンなのです。空冷と言う点は一緒なのですが、
水平対向6気筒ではなく、水平対向4気筒なのです。
そう３５６タイプと一緒なのです。
１９６３年にポルシェ３５６から９１１(９０１)へバトンタッチされました。
しかしそれは、モデルチェンジと言うより新たにデビューした
1ランク上のモデルとなってしまい、
それまでの３５６モデルより価格が上がってしまいました。
今まで３５６の購入を検討していたユーザー達は、
新たに９１１モデルを買おうとすると、更なるコストを必要としました。
そこで、ポルシェは今までの３５６を検討していた人たちの為に、
９１１ボディを使いエンジンは３５６の水平対向4気筒を使用し、
コストを抑えた廉価版を発売したのでした。１９６５年のことです。
しかしそこはポルシェです。動力性能こそ９１１に及びませんが、
エンジンが軽量な分、
重量配分が良くなり操縦性は９１１より優れておりました。
その為なのか分かりませんが、
９１２が９１１より多く生産されていた時期もあったほどです。
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現在は９１２なるモデルは生産されておりません。
しかしこのモデルの血統はエンジンは変わりますが、
９１４・９２４・９４４・９６８と続き、
今のボクスター・ケイマンに引き継がれていると思います。
それにしても９１２・・・・、何て魅力的なモデルなのでしょう。
4気筒エンジンの９１２を購入したら、
6気筒エンジンの９１１ボディが付いてくる！！！
今の車には無いお買い得な設定なのです。
今の９９７ボディでなんか4気筒エンジン積んだモデル何て・・・・・・
でる訳ないですよね・・・・・・。軽く安く作れそうなのですが・・・・・。
(今のポルシェに4気筒エンジンは無いので、
新たに開発費用が掛るのであまり安く作れないかも・・・・・・・？)
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９１２はパワーだけが全てではないと言うことを教えてくれる
1台と断言出来ます！！！！
この車の軽快感は軽さから来るものです。
１６００ｃｃで９０ｐｓこの数字だけだと、走るの？
と思ってしまうかも知れませんが、
車重も９７０ｋｇしかなく最高速度も１８５ｋｍと当時の基準からすると
立派なスポーツカーです。
意外にレアな1台・・・・・９１２。
しかしスペック以上の、体験と感動を与えてくれる車であることは
間違いありません！！！
4気筒であろうと、6気筒であろうと
空冷ポルシェは最高なのです！！！！！
それでは・・・・また！！！！！！
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