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今だから 空冷エンジン でしょう!!!★PART〜6★

最終更新日2009/08/03
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いつもポルシェ大好き!ブログをご覧いただきまして
誠にありがとうございますヾ(●´□`●)ノ【゚+。・ThankYou・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ
8月に入っても、梅雨が明けたとか明けないとか・・・・
巷では色々な話を聞きますが皆様はどうお過ごしでしょうか??
そんなこんなで“今だから空冷エンジンでしょう!!!”
もPART6となりました。
これも日頃、皆様のご指導・ご鞭撻の賜物と・・・・・・・
前置きが長くなってしまいました・・・・・(´・ω・`)テヘッ
では早速まいりましょう!!!!!
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今回は空冷エンジンでもとりわけ964ターボシリーズについて
取り上げたいと思います(●´ω`●)/
まず最初、1991年に発売された964ターボは、
964世代のボディー・シャシーに先代“930”ターボを
リファインしたパワーユニット“M30/69”を搭載していました。
しかし、この964ターボ3.3がデビューしてからの市場の反応は
ポルシェの期待とは裏腹に冷めた物でした。
これより前にデビューした“959”を知っているユーザーにとって、
このターボ3.3はあまりに保守的で、
刺激が足りなかったのです(´Д`;)
また、この時期最大のライバルであるフェラーリが
テスタロッサから512TRに代わり、こちらもデザインイメージに
大きな変化がないのですが、エンジン・シャーシに至るまで
圧倒的に進化しました。
これらと比べても、964ターボ3.3は地味な変化に見え、
量産車最速の座も怪しいものとなってしまいました(((゚ д゚ ;)))
これをポルシェが見過ごす訳がありません!!!
そうして964ターボ3.3に代わるモデルを
急遽発売する事になりました(・∀・)ノ"
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1993年ポルシェより新たなターボモデルが、誕生します(●´∀`)ノ+゚*。

“964ターボ3.6”です。

当社隊長がまだ必死にローン払っている車両でございます。
必死に大事にして、
必死にローンを払う・・・・
当社隊長のライフスタイルでございますが、
結構本当に価値のあるターボなんですね!!!
何故かと言うと・・・・・、
このターボの最大のトピックスは、エンジンにあります。
それはカレラ2/4と共通のエンジンブロックを持つ“M64/50”が
搭載されました。
前モデル“ターボ3.3”とはベースエンジンそのものが異なります。
実際この時期、ポルシェは次期モデルの993タイプの開発が
最終段階に入っており時期ターボも開発中でした。
それはM64系3.6Lユニットを
ツインターボ化すると言う内容です。
しかしその993ターボの発売時期はまだまだ先の話で、
それを早期に販売するのも無理な話でした。
そこでポルシェはすでに開発済みのM64系ユニットのみを、
前倒しで採用し964ターボ3.6として発売したのですヾ(≧∇≦*)
その為、エンジン補機類は可能な限り
ターボ3.3のものを利用しました。
クーリングファンやエキゾースト系(ターボユニットも・・・)や
インタークーラーはターボ3.3と共通、
インジェクションシステム(KEジェトロニック)も引き続き採用しました。
エンジンの外見を見る限り、ターボ3.3とターボ3.6は
あまり見分けがつかないのはそのためです。
しかしいくら急ぎとはいえ、そこはポルシェです・・・・!!!
クランクシャフト、シリンダーブロックこそNAと共通ですが、
ターボ化されるにあたって、ピストン、コンロッド、カムシャフト等に
大きな変更を受けています。
そして、開発時間を短縮するという意味もあるのですが、
ポルシェは今まで培ってきたレーシングパーツも
目では見えない部分・・・・
エンジン内部に多用しました。
これらの改良により、ターボ3.6は
ターボ3. 3と同じ補機類を使用しながら
シングルターボでありながらボトムレンジからトルクフルで、
過給が効いたら
圧倒的なパフォーマンスを発揮するエンジンとなったのです(@^0^@)
実際その性能はターボ3.3を遥かに上回り、
またポルシェに量産車最速の座を確実のものとしたのです☆゚+;。
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しかし、量産車と言っても本来は誕生する予定の無かったモデル・・・・。
開発時間とコストをかけられ無かったモデル・・・・・。
レーシングパーツを多用し開発時間と手間を省いたモデル・・・・・。
それが結果として、量産車でありながら量産車とは感じない
一種のワンオフレーシングカーを思わせる存在と
なったのだと思います。
過渡期のモデルと言われてしまえばそれまでですが、
今後このような過程で生まれてくるモデルは無いでしょう・・・・・。
そういった意味でも、964ターボ3.6は
貴重な存在なのだと思います(☆^▽^☆)
ここで隊長に聞いてみましょう!!!!
隊長のターボ3.3とターボ3.6のイメージって
どんな感じなのですか〜?
「まず3.3のほうがドッカンだよね!!!
 凄いターボっぽいよね!!!
 3.6のほうは低速トルクがあって、非常にマイルドだよね!!!
 ストリートだったら200km以下だったらほぼ差は感じないなぁ〜。
 200km超えあたりから3.6のほうが、
 トルクがグイグイ出てきてさぁ〜
 まあ、排気量勝ちかな〜・・・・。
 あとは3.6のほうが異常希少車になっちゃったよな〜・・・。
 これはさぁ〜
 1991年にターボ3.3が発売されて約1500万円台だったよね
 しかも1993年たった2年後には、
 ターボ3.6が発売されたけどさぁバブル崩壊してるしさぁ、
 ターボ3.3を下取りに出して
 プラス600万円から800万円位だったと思うよ・・
 大体さぁたった2年乗ってプラス800万出して、なにが違うって・・・・・、
 赤キャリに
 なっているのとリアバンパーがちょっと出っ張っているだけで、
 バブル崩壊後の追い金800万はキツイだろ!!!!
 もし!!!バブルが崩壊していなければ、
 当時のミツワ自動車様もバンバン3.6ターボを
 オーダーしていたかもしれないから、
 幻のターボにならなかったかもしれないなぁ〜。」

・・・・(´・д・`)・・隊長・・・・・、今日は随分マ ジメじゃないですか!!!!どっか体調でもすぐれないのですか!!!?

「よく分かったね!!!昨日飲みすぎちゃってさぁ〜、
 話するのもダルイんだよ ね・・・・。
 もう・・・帰ってもいい!!!?
 社長には買取いったって言っとけばいいじゃん!!!!」

ここはシカトして、質問を続けよう。

「じゃぁ、明らかにターボ3.6のほうがイイって事ですか??」
「イヤイヤ・・・お前は分かってないね(; ̄д ̄)
 まず第一に今日俺は夏の二日酔いで
 早く帰りたいってことがヒトツ(。´-д-)
 それとね皆ターボ3.6のほうが、イイ!!イイ!!って言うけど
 実際はね違いはパワーユニットのみだと俺は思うなぁ〜。
 3.3も3.6も2台とも乗ったけど、
 はっきり言って2台に違いはほとんど見つけられないね!!!
 3.3も3.6も凄いいい空冷ターボモデルだと思うよ!!!!
 変な話、
 964ターボでサーキット走りたい人なんかは、
 ディーラー車の距離少なめなんて買わないで、
 事故車の距離少なめの並行車でも
 俺なんか全然OKだと思うよ!!!なぜなら元々のポテンシャルが
 964ターボは高すぎるから、
 多少の過走行や軽度の修復歴なんかは
 ポイントさえ間違えなければ、
 空冷ポルシェを逆に安価に楽しむことが出来るはずだよ!!!
 しかも、空冷ポルシェの素晴らしさを
 もう一つ
 現役996・997をサーキットでもワインディングでももれなく
 ブッチギル事が可能!!!!素晴らしい
 スーパーカーだよ・・・・・ヽ(*´∀`*)ノ
 もう今日はこんだけ真面目に喋ったから・・・・、もう帰るね・・・・・、
 ウェッ!!きもち悪い・・・・」
どうやら隊長は本当に帰ってしまいました・・・(・□・;)
まぁ今日はこんだけ真面目に話してくれたので、
社長には買取りに行ったと報告しますか・・・・・。
この続きは、次回PART7続きます!!!!!
ご期待下さい(○´ω`○)ノ